苺の災難

先日、義母から美味しい苺屋さんを知らないかと電話があった。

実は私には今年になって知った苺農園があり、そこの苺が本当に甘くて美味しいのでファンになったばかりだった。

義母はお世話になっている友人や知人に苺を贈りたいというので、紹介する事になった。

私は果物には甘さしか求めておらず、苺でも甘酸っぱいのが得意ではない。

ここのは“甘い“しかない苺があり、苺だけでも美味しいのに苺大福にしても何個でも食べたいくらい美味しいのだ。前から気になってたスムージーを折角なんで飲んでみた。スムージーにする苺の種類も選べてそこも楽しいし、やっぱり美味しかった。

義母も苺を見繕い、宅急便の伝票に宛名を記入し今日発送できると言われ無事購入。伝票の控えは農園が保管するのでこちらには追跡番号のみ教えてくれた。

お昼前にそんなことをしていたからてっきり翌日には届くものかと思っていたら、義母のご友人から届かないと連絡が入ったそう。私が追跡番号を聞いて調べたところどうもその翌日に届くことになっている。この時点でおかしいとは思ったけど、その翌日思いもしない事が!

本来の届け先が首都圏だったにも関わらず、なんと苺は九州に行ってしまっていた。

そんなことあるの?

義母から連絡を受け、思わずそんなことを言ってしまったけどどうやら宅配便のお兄さんが荷物を受け取った際、所定の作業を怠ったとかでそんな壮大なミスに繋がってしまったらしい。結局苺農園に新たに送り直してもらい、代金はもちろんその宅配業者が負担する事になったとの事。

人間だからミスはあるけど、これが遅延の許されない物だったら大変な事だよね。

義母もご友人も怒り心頭までじゃなかったから良かったけど、、

ただ九州まで行ってしまった苺は結局処分されてしまうのだろうけど、あんなに美味しい苺が可哀想だな、、